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「他人の目ばかり気にしていた自分ですが、それが無くなり、家庭や職場のコミュニケーションもスムーズになりました!」河野邦湖さん

 

 

 

 

河野邦湖さん

一度もお会いしたことがないまま、申し込みました。

グリーフケアセラピスト養成講座で学ぼうと決め手になったのは、眞佑里さんとの30分の無料電話セッションでした。「受講すべきよ」と強引に勧誘されたとかではなく(笑)

初めてお話する眞佑里さんに、今の自分の気持ち、状態を素直に話すことができ、また、それに対して、本当に真摯に力強い言葉をかけていただいたことで、「あー、この人とちゃんと会って話してみたい!」と思ったことが受講の決め手になりました。

自分に心地いい言葉ばかりかけてくれるカウンセラーと違い、はっきりとした言葉、核心を突く言葉で、本気で一人一人に向き合ってくれる、そして本当の愛で包んでくれる方だと、30分という短い時間でも十分に伝わってきたので、一度もお会いしたことが無いままでの申込でしたが、受講を決めるにあたり、全く不安は感じませんでした。

夢を聞かれて答えられなかった自分

実際に学んで気づいたことは1回目の講座の時に、「半年後、自分がどうなっていたいのか、どこに行きたいのか、具体的な目的、目的地を出してください」と言われたとき、考えても考えても、自分がどうしたいのか、どうありたいのか、全然答えられませんでした。

そこで初めて、丸ごとの自分に向き合うことになり、目についたのは「足りていない」「持っていない」という底なし沼ような闇の部分ばかりでした。今まで、他人と比べて上か下かで一喜一憂し、他人の目ばかり気にして自分の気持ちをないがしろにしてきたツケが一気にきた感じでした。

その時、初めて、「私、変わりたいんだ」とずっと思っていたことに気づいたのです。でも、変わることへの恐怖、自由になることへの恐怖が、「変わりたい、でも変われない」「やりたい、でもできない」「行きたい、でも行けない」と自分の心にブレーキをかけていました。

講座は正直きつかったです...

講座とセッションで、そのブレーキが何なのか、どこから生まれてきたものなのか、底なし沼を覗き込みながら、自分と真正面から向き合うという作業は正直、非常にきつかったです。でも、眞佑里さん、一緒に学ぶ仲間がちゃんと手をつないでいてくれているという安心感が、向き合う勇気をくれました。

また、それまでは、人との距離の取り方が分からなくて、ずかずかと踏み込まれてしんどい思いをするときもあれば、必要以上に壁を作ってその中に閉じこもり人を寄せ付けないことも多々ありましたが、この講座、個人セッションで、人それぞれの持つ境界線を尊重するだけで、壁が無くても大丈夫なんだと思えるようになり、人付き合いに気負いが無くなりました。

失っていたのは自分自身でした。

グリーフケアとは、“(死別等の)喪失による悲嘆をケアする”という意味だと思うのですが、私にとってのグリーフケアとは、「自分には何も無いんだ」という気持ち、「失っていた自分自身」に寄り添って、それらを取り戻す、という事だったんだと気づきました。

家族への気持ちも大きく変わりました。特に母親に対する幼少期から抑え込んできた気持ちを少しずつクリアにしていくことで自分は被害者だという思い込みを手放し、心から母親の愛情に感謝できるようになりました。多くのセミナーが「常にポジティブであれ」「常に光の状態であれ」という方向に誘導しているように思えるのですが、

グリーフは、「ポジでもネガでも、全部、丸ごと愛しい自分である」「二極のどちらかを肯定し否定するのではなく、「そのさらに上に立って全てを持つこと、受け入れることの喜び、美しさ」に気づかせてくれる、数少ない(唯一無二の)講座だと思います。

グリーフを受け、丸ごとの自分を受け入れることができるようになり、自分に対して、人に対して持っていた「ジャッジメント(決めつけ)」がずいぶん小さくなりました。「私は(あの人は)〇〇だからダメなんだ」というジャッジを手放すことで心身ともに穏やかに過ごすことができるようになりました。

また、いつもフラットな状態でいられるので、周りの人間ドラマに巻き込まれたり、振り回されることもなくなりました。自分の心、内面を見つめることでひた隠しにしてきた「本音」に気づくことができるようになり、自分の心の動くことに、時間やお金などのエネルギーを使うことができるようになったので、ストレスがずいぶん減りました。

職場では、自分と相手の境界線を尊重しながら、相手をジャッジすることなく接することができるようになったので、話すことや交渉することが怖くなくなり、今まで以上に相談されることやアドバイスを求められることが多くなりました。

学びが深まるにつれて、周りの仲間がどんどん変わって、キラキラしていくのを見て、「私だって変わりたいのに、なんで変われないんだろう?」と悶々とした時期もありましたが、今となっては、それがあったから、深いところにある自分の変化を止めていたブレーキ要因や心の傷を見つけることができた、と思っています。遠回りしているように見えて、それも全て必要なことだったんだ、と思いますし、そして、そこから逃げずに向き合った自分を誇りに思います。

仲間の存在の大切さ、大事さも、卒業してからさらにひしひしと感じています。グループLINEでのシェアや、何気ないやりとりに、何度救われたかわかりません。

初めて会う人ばかりなのに、不思議といろんなことが話せる仲間になれたのは、年齢や環境は全然違っていても、お互い、高い意識、目標をもって学びたいという純粋な気持ちがあるから、そして、GCTというエネルギーに集まる人たちは、みんな、愛のエネルギーをたくさん持っているんだと思います。

今、「自分探し」をしている人に、グリーフは、その「自分探しの旅」を終わらせてくれる心強い一生ものの学びだと声を大にして伝えたいです。GCTは「自分が、自分自身のための、いちばんのセラピストになる」講座だと思います。落ち込んだり、辛くなったりした時、誰かに話を聞いてもらうのも、もちろんありなのですが、自分に対して「辛いことがあったんだね」「そういう時もあるよね」と寄り添い、「どうしてそう思ったんだろう?どうしてそう感じたのかな?」と自分に問いかけ、自分と深くつながることで、自分で自分の心を開放し、癒し、愛で満たすことのできる存在になれるって素晴らしいと思いませんか?

自分の心が愛で満たされたら、今度はそれを誰かに還元したくなる、循環したくなる、そして、自分の存在そのものが自分の、誰かの心の支えになる、それがGCTだと思います。

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