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「全ての行動に制限をかけてしまっていたのですが、今では、年間100回ほど飛行機に乗って国内外を移動するような生活をするようになりました!」

 

 

 

 

 

MIhoさん 東京都

家族との突然の別れ

私にとって、人生最大の悲しみは、3年前の春に訪れました。ほんの数時間前には電話で声を聴いていた大切な家族との突然の別れでした。「もっと、一緒に過ごす時間をつくればよかった」「もっと寄り添えなかっただろうか・・・」後悔の気持ちだけが、波のように押し寄せては引いていくのを繰り返していました。

その時は、親しい友人に打ち明けることもなく、ただ、心を閉じて、深い傷が刻まれました。「私も悲しいです」眞佑里さんは、そう言って、寄り添ってくださいました。「家族の死」によって悲嘆する私に励ましは必要なく、ただ、そばにいて共に悲しみを感じてくれるだけで有難かったのです。「悲しみに暮れる人に寄り添うとはどういうことなのか?」体感したこの経験が、グリーフケアの扉を開けるきっかけになりました。

自由になったら何をしたい?

私は、結婚以来、自宅と家業と子供の保育園が行動圏内という生活を10年以上続けていました。やがて、家族と仕事の悩みから、自分ひとりでは抱えきれないと悩んだ頃、眞佑里さんと再会しました。「もし、自由になれるとしたら、Mihoさんがしたいことは何?」と問われても、「責任があるから仕事をしなければならない・・・」「子供が大学を卒業するまでは義務を果たさなければならない・・・・・・」「研修旅行?・・・行けないです」そんなことばかり口にして、自分の本心をまったく知ろうとしませんでした。

もはや、自分が何をしたくて生きているのかさえ、わかりませんでした。どれだけ長い間、自分の魂の声を無視していたことでしょう。自分よりも仕事や家族を優先させていた時期を経て、やっと自分と向き合えるチャンスを得た私は、それは同時に、人生再生のはじまりでした。

眞佑里さんのコンサルティングセッションで、決して愛をあきらめない本気で向き合う姿勢を学びました。実際に、仕事における戦略的な視点と建設的なアドバイスから徐々に結果が出始めていました。

自分を大切に扱うようになった

PearlyRoseのグリーフケアを学び始めて私自身がもっとも変容したことは、自分を大切に扱うようになったことです。どんな自分も丸ごと受け入れるようになって、家族を失う心の傷も受け入れられるようになりました。他の人に対しても大切にしたいという思いが強まることを体感しました。

日常の中で、友人や仕事関係、普段一緒に生活している家族の中にも、好きな相手、苦手な相手がいるかもしれません。私の場合ですと、たとえば、自分の好きな相手への感謝の念いはとても強いと自覚していますが、自分が苦手だなぁ・・と感じる相手へ感謝する気持ちが足りていなかったことに気付けるようになりました。

かつて、実家の母が大手術する時でさえ、仕事を優先して立ち会わなかった私でしたが、後に、遠く離れた故郷で入院している母に会いに行くことを優先するようになりました。飛行機に乗るのは年に一度の帰省のみだった私が、今では、年間100回ほど飛行機に乗って国内外を移動しています。自分がいま一番どうありたいのか?心の声を聴き、行動できるように変わったのです。

会いたい人がいたら会う。行きたいところがあったら行く。まずは、目指したい所に旗を立てる。次に、どうしたら実現するのか?強く念いつづけていけば、結果としてそこにたどり着く。その繰り返しを積み重ねているうちに、自分への信頼も深まっていることに気づきました。

そのように行動した自分を褒めてあげたくなると、自然と周りへの感謝の念いも湧いてくるのです。

私には次に目指したい目標があります。自分が何のために生きているのかわからない。自分が何をしたいのか、わからない。しかし、自分の人生をあきらめない真面目な方。そのような方に寄り添いながら、生きる力を自ら見つけ出すお手伝いがしたい。

自分も輝かせながら、誰かに役立てることにエネルギーを注ぎ、グリーフケアで出会った仲間達と共に、生きる喜びを支えるコミュニティに貢献できる存在になることを意図しています。今が、人生のマイナス地点にいたとしても、諦めなければ大丈夫。

そう言える時がきっときます。私もその一人です。

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